振袖着付けのお支度についてのご案内

荷造りの前の下準備

◆着物、長襦袢、帯は、しつけ糸を取っておきましょう。

(2〜3cmの大きな縫い目のものは全て)

◆長襦袢に半衿が付いているか、確認しましょう。

    半衿は長襦袢の衿の上に
 かぶせる様に縫い付けます。
 白い塩瀬の生地が一般的で、夏は絽。
 ほかに縮緬など。
 刺繍があるもの、柄付き、色もの様々です。
 冠婚葬祭、決まり事もありますが
 お洒落用にはお好きなもので。

◆帯締め・帯揚げ・肌着・小物類、全てのものを箱や袋から出し、タグや

詰め物・ 紙封・シール類も取除いておきましょう。

◆草履は事前に足を入れて、鼻緒を馴染ませておきましょう。

 

用意するもの

【A】  大きな風呂敷

【B】  小さめの紙袋、洗濯ネットなど適当な袋

【C】  大きめの紙袋など

 

それぞれに入れるものは次の通り

【A】  帯、帯板、着物、長襦袢、肌着、裾除け、フェイスタオル5枚、タオルハンカチ1枚、足袋

【B】  腰紐45本、伊達締め2本、帯枕、伊達衿、帯締め、帯揚げ、

3重ゴム紐、衿芯(丸めて洗濯バサミや輪ゴムで止め、決して折らない)

帯の飾り紐、その他コサージュなど帯飾りにご希望のもの

【C】  草履、バッグ、ショール

 

荷造りの一例

【A】  風呂敷を広げ、一番に帯、次にたとう紙から出した着物をその状態で置き、

次に帯の大きさより一回り小さく畳んだ長襦袢、その他のものを上に重ねます。

長襦袢などを左右から着物で包むようにし、風呂敷で包みます。

お着物に折り目はほとんど付きませんのでご安心下さい。

(下の図解を参照)

 

★当日は脱いだお洋服を【A】で包み、靴・その他の物全て【C】に入れお持ち帰り頂きます。

★髪飾りは別にして、あらかじめスタイリストさんへお預けください。

 

補足

・タオルは当日、体形に合わせ使い分けますので、余ってしまうかもしれませんが

色々なタイプを最低5枚ご用意ください。薄手のものを必ず1枚〜2入れて下さい。(粗品などの両端が薄いものが好ましいです)

・着付けの前にヘアスタイリングの場合は、前あきの服を着ましょう

・ブラジャーは基本着用せず、和装専用ブラであれば結構です。

洋装のブラは、美しい仕上がりになりませんので適しません。

ワイヤーやカップの無いスポーツタイプでしたら問題ありません。

・着付け教室などで使う特殊な帯枕はご遠慮ください。どうしてもご希望の場合はあらかじめお知らせ下さい。  

【A;風呂敷に包むもの】タオル5枚、タオルハンカチ、着物、
長襦袢、帯、足袋、裾除け、肌着、前板、後板(振袖の場合)

 

@ 広げた風呂敷の中央にまず帯を置きます。

 

Aたとう紙から出した状態のまま着物を置きます。

 

Bその上に帯の大きさ位にたたんだ長襦袢を置きます。


Cその他のものを重ねます。           

 
 D左右から着物で包むようにしながら


 E風呂敷で包みます。

 
F完成です。


 E【C】大きい紙袋等に草履・バッグ・ショールなど
   (帰りはここに脱いだお洋服など入れます)

  【B】小さい紙袋等には小物類をまとめておきます。
   (→図参照)


【B;まとめておく小物類】 (左上から順に)
腰紐4〜5本、伊達締め2本、帯枕
 (上はお太鼓用、下は変わり結び用の蛤型。
  ガーゼがかかっていない場合はガーゼも)
伊達衿、帯締め、帯揚げ、三重紐、衿芯、飾り紐



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