* 衣更えの目安 * (参考)

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 袷(

無双

         
 袷(

無双

     
 

        

   
       




     
           
麻・

       



 

 

塩瀬

 

 
 
  絽・



塩 

瀬 

 



袷用



   


袷用

         

絽・


     
           
麻・

          

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薄物





※細い線は許容範囲


平安時代から続く衣更えの慣例は、6月と10月に学生服などの制服が一斉に替わることなどに
実感がわきますが、普段の生活の中では気候に応じて徐々に替えてゆくと思います。
日本では古くから季節を先取り、相応しい色や柄を衣服に取り入れ楽しむ心があります。
歌には季語が欠かせず、衣には襲色目(かさねいろめ)の決まりごと、
四季の移ろいに心情を重ねてみたり楽しむ心は日本特有の情緒的な文化です。 
(襲色目については「日本の服の歴史」というサイトのこちらに詳しく解説されています。
 和色大辞典もご覧ください。)
今では着物を重ねて着ることはありませんが、伊達衿にその名残が窺われますね。

さて本題。現代の和服の衣更えですが、大まかには6月に夏物10月には冬物と当然の事ですが、
そう簡単ではないところが着物の難しさ…なのでしょうね。(^^;
そんなの知らない!無視!という訳にもいかない、着物が好きになると気になって仕方がない…
間違ってないかな…?ドキドキ・オロオロ…分かります!その気持!
そして本やネットで調べる訳ですが、微妙に違い一貫していなくて余計分からなくなってしまったり、
また基本ルールは知っていても、地球規模の温暖化と言いましょうか、四季がなんだか変ですから
ルール通りではツライこともある今日この頃。許容範囲もありですがそれってどうなの?とかね、
春から夏・夏から秋への境目、6月と9月をどうするか!?が難題と思われます。

で持論を申しますと、参考になさったその本、そのネットの記事を信じて従えば宜しいのです。
デタラメということはまずありません。微妙なズレは気にしなーい。
上の表は個人的に用いている目安です。言葉自体も大まかな括りですから、細かい事を言えば
色イロとありますけれど、何かの折にひとつの参考にして頂ければ、と思います。
ルールを一応念頭に置いた上で、その時の気候・TPOに合わせて考えて下さい。






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